

鼻や頬、おでこなどに目立つ毛穴ができてしまう原因とは?
「若い頃目立たなかった毛穴が徐々に目立ってくる」、「頬の毛穴がしずくのようにタテ型に広がってきた…」それは加齢で起こる毛穴の悩み「たるみ毛穴」です。
若い頃は表皮の下のコラーゲンやヒアルロン酸が、プルプル弾力肌を支えていました。しかし、これらはどうしても年齢とともに減ってしまいます。ハリを失った肌が重力に引っ張られてたるんでいくのにあわせ、帯状に広がってしまう毛穴。
このしずく型の毛穴が増える頃には小ジワも増え、毛穴の黒ずみで顔色もくすんで、一気に老けた印象になってしまいます。
しかし、同じ年齢なのに毛穴が目立つ人と目立たない人がいるのはなぜでしょう?
毛穴が目立ちやすい人の特徴をまとめました。
脂性肌・ニキビ肌
若い頃からおでこや鼻がテカリやすく、ニキビが多かったという方は、早い時期から毛穴が目立ちやすい傾向にあります。
皮脂がたくさん出る毛穴はもともと開きやすく、さらに角栓が詰まって押し広げられていきます。また、過剰な皮脂によってニキビやニキビ跡ができやすく、みかんの皮のような凹凸肌の原因になってしまうことが多いのです。
乾燥肌
肌がうるおいでふっくら満たされているとハリでて引き締まり、毛穴は目立ちません。しかし、乾燥により肌のハリや弾力が失われると毛穴が広がって見えるようになり、たるみ毛穴が目立つのです。
年を重ねるにつれて毛穴が目立ってきたという方は、乾燥肌、または水分不足を油分で補おうと、皮脂を過剰に出してしまうインナードライ肌が原因かもしれません。
たるみ毛穴は保湿で対策!
広がってしまった毛穴は、スキンケアで改善できるのでしょうか?確かに1日2日のスキンケアで劇的な変化を感じるのは難しいでしょう。
しかし、正しい方法で毛穴ケアを毎日続けることで、肌の凸凹が目立ちにくくなるということは十分に期待できます。

肌の水分量を改善しよう
年齢肌にはとにかく保湿が重要。乾燥肌の方はもちろん、インナードライ肌も保湿をしっかりと行えば、肌にハリが戻る可能性があります。
美肌づくりに欠かせないビタミンCのほか、コラーゲンやヒアルロン酸、アミノ酸、セラミドといった保湿成分が配合された化粧水を選び、乾燥が気になる部分には重ねづけを。
朝晩たっぷりコットンに含ませてコットンパックをしたり、シートマスクで保湿したりするのもおすすめです。
また、化粧水のあとは、ゲルやクリームなど、適度に油分が含まれた化粧品で「フタ」をして乾燥を防ぐこともお忘れなく。その際、マッサージで血行を促進すれば、さらに毛穴引き締め効果が期待できます。
収れん化粧品を使おう
毛穴をキュッと引き締める「収れん化粧品」は、毛穴のケアにおすすめです。
ビタミンC誘導体には、毛穴を目立たなくするだけでなく、肌の保水力を高め、過剰な皮脂をコントロールする効果もあります。
次世代のC:自社製品従来品比 最高峰:歴代「シーラボ Vエッセンスローション」史上最高濃度のビタミンC誘導体配合 浸透: 従来のビタミンC比、角層まで
*1 パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(整肌成分)
落とすケアを見直すことも大切
洗顔の見直し
しっかり洗えば角栓の詰まりが取れて、毛穴も目立たなくなるはず。そんな気持ちからゴシゴシ洗っていませんか?
摩擦や洗浄力の強い洗顔料、また熱いお湯での洗顔は、乾燥を招き、肌にダメージを与えます。
もし、あなたが乾燥肌に悩まれているようなら、洗顔方法や洗顔料を見直してみるのもいいでしょう。
濃密炭酸: 炭酸ガス(噴射剤)
角栓対策
毛穴に詰まる「角栓」を放置することで、毛穴の開きはさらに加速してしまいます。ゴシゴシ洗顔は禁物といっても、皮脂汚れやファンデーションはきれいに落とさないと角栓ができてしまう。ではどうすればいいのか?その答えは洗顔の前のクレンジングにあります。
クリームタイプやゲルタイプのクレンジングをたっぷりと使って、摩擦を防ぎながらクルクルやさしく落としましょう。クレンジング前にホットタオルなどで肌をあたためて、毛穴汚れを落としやすくするのもおすすめです。
目立つ毛穴を解消してツルツル肌になるための食事や栄養素
いくらスキンケアを頑張ったとしても、生活習慣が不規則だとどうしても肌はボロボロになってしまいます。目立つ毛穴を解消したい方は、タバコを吸わない、夜更かしをしないなど生活習慣の改善に加え、食事面では下記のようなことを意識してみましょう。
脂っこい食事を減らそう
過剰な皮脂分泌によって毛穴が目立つ方には、揚げ物や甘いもの、スナック菓子を好むという傾向があります。油分の多い食事で栄養バランスが乱れると皮脂の分泌は増え、毛穴を押し広げてしまいます。
また、過剰な皮脂が空気に触れ続けて酸化すると、黒ずみやさらなる毛穴の開きを招くので注意が必要です。
ビタミンB群、ビタミンCを積極的にとろう
塗っても良し、飲んでも良しの美肌ビタミンといえば、ビタミンCです。抗炎症作用や美白効果だけでなく、皮脂分泌もコントロールして毛穴の改善にも働きかけてくれます。
これとセットでとると効果的なビタミンが、皮膚や粘膜の健康を助けてくれるビタミンB郡。肌の水分・油分のバランスを整えて、肌の新陳代謝を整えてくれる効果も期待できます。
ビタミンE
ナッツ類に多く含まれているビタミンEは、アンチエイジング(抗酸化)成分として有名です。肌が紫外線を浴びると活性酸素が発生し、ハリを保つコラーゲンにダメージを与え、肌のハリや弾力を低下させる原因となります。
ビタミンEは、この活性酸素を減らすグルタチオンという物質を増やすため、シワや毛穴、たるみなどの肌老化防止効果が高いといわれています。
タンパク質
美肌づくりの食事というと野菜中心をイメージしがちです。しかし、同時に良質なタンパク質をとることも重要です。肌のハリを支えるコラーゲンもタンパク質であり、肌だけではなく髪や体全体を支えるもととなるからです。
白身魚、大豆、鶏肉、とくにコラーゲンを豊富に含む手羽先やビタミンBを多く含む豚ヒレ肉がおすすめです。
ビタミンを上手にとるには、スムージーや青汁がおすすめ
ビタミンC、B、E、ミネラルに、食物繊維もしっかり摂ってと、いろいろレシピを考えるのは大変ですよね?
それなら生のままの野菜やフルーツを酵素ごと食べられるスムージーがおすすめです。キウイやベリー類にほうれん草、豆乳、はちみつを入れたグリーンスムージーは飲みやすくてビタミンいっぱい!美肌にも効果的です。
用意するのが難しいときは食物繊維やビタミン、ミネラルが手軽にバランスよく摂れる青汁などを活用するのもいいでしょう。
サプリメントで補助するなら?
不足している栄養素を手軽に補えるサプリメントは忙しい現代人の頼もしい味方です。
特に体内で消費されやすく、留めておくことが難いビタミンCは意識して摂るようにしましょう。