

そもそも「シミ」とは?シミの種類について
シミと呼ばれるものにも種類があります。
主なシミの種類
もっとも一般的なシミ
老人性色素斑
主な原因は紫外線とされ、頬の高い部分など、日差しの影響を受けやすい部分に多く現れる。
ニキビの跡などにできる
炎症性色素沈着
ニキビ跡や無理なムダ毛処理の跡などが色素沈着しシミになったもの。
30代くらいからぼんやり現れる
肝斑
頬骨のあたりなどに左右対称にできるのが特徴。30代~40代の女性に多く、紫外線や刺激で濃くなることも。
他にも、そばかすと呼ばれている「雀卵斑」などがあります。見分けがつきにくかったり、複合して起こっていることも多いため、気になる方はいちど専門のクリニックなどで診てもらうといいでしょう。
おうち時間も要注意!さまざまなシーンに潜むシミのリスクとは


上記に挙げた代表的な3つのシミに共通してリスクとされているのが「紫外線」と「摩擦による刺激」です。ではなぜ、外に出て太陽の光を浴びる時間が少なくなり、メイクで顔を触る機会も減っているはずの今、シミが気になる人が増えているのでしょうか?
新しい生活様式に潜む
こんなシミのリスク!
オンライン中心の生活
パソコンやスマートフォンのブルーライトは紫外線同様に、メラノサイトを刺激し、シミに影響を与えるといわれています。
窓越しに浴びる紫外線
屋外で直射日光が当たる場所の紫外線量を100とすると、部屋の中でも窓辺は約80。中でも波長が長いUV-A波は曇った日でも窓ガラスやカーテンを難なくすり抜け、室内で乱反射し肌にダメージを与えます。
外出しないからとメイクをしない・日焼け止めを塗らない状態でそうした紫外線を直接浴び続けることで、結果普段より肌への紫外線ダメージが増えていることも。
長時間着用するマスク
マスクがこすれることによる摩擦はほとんどのシミに対して悪影響!特にシミの多い頬まわりはマスクと接しているので常に刺激を受け続けています。
また、マスクの内部は呼気により湿度が高く、雑菌が繁殖しやすいため肌あれが起きやすい環境。ニキビや肌あれの跡はシミになりやすく、あれた肌内部で起こる炎症はあらたなシミを発生させるリスクにつながります。
自粛生活によるストレス
新しい生活様式や制限される行動にストレスを感じている方も多いのではないでしょうか?ストレスはほとんどのシミに対し悪化のリスクがあるといわれています。
シミのリスクを減らし、気になるシミをケアする対策はこちら
たっぷりの保湿でシミのリスクを軽減
肌あれをケアする成分、美白化粧品をとりいれる
肌あれや乾燥肌が気になる方は、まずは肌を整えることを優先しましょう。乾燥や肌あれは放置すると新たなシミのリスクとなります。
肌に違和感を感じたら、いつものケアを見直して、低刺激な敏感肌用のアイテムや、グリチルリチン酸ジカリウムなど肌あれを予防する成分、うるおいを閉じ込め肌の守る働きを整えるセラミドなどが含まれる化粧品をとりいれましょう。
シミのある部分ではメラニン色素が過剰に生成され続けています。ですので、シミのケアには「今あるメラニンを薄くする=還元する」ケアと同時に「メラニンの生成を抑えるためのケア」が必要になります。
薬用美白化粧品に配合されている有効成分には「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」効果があるものがありますので、積極的に取り入れていきましょう。
また、ビタミンCはあらゆる肌トラブルにアプローチし、くすみにも働きかけるマルチな成分。ビタミンC配合の化粧品を毎日のケアに1アイテム加えてみましょう。
ストレスにより消費されてしまうビタミンCを補うためにも、サプリメントとして取り入れるのもおすすめです。
おうちで過ごす日も油断は禁物!注意するべきさまざまなシミのリスクを意識し、日々のお手入れで予防していきましょう!
※ 美白とはメラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐこと








* パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(整肌成分)