公開日:2024.10.02
SKIN CARE
絶対にひとつも増やさない!
Dr.友利 新監修 本気のシミ対策
きちんとケアをしているつもりでも、知らないうちに増えてしまうのが「シミ」。
今年こそ、その呪縛から解放されるため、皮膚科医の友利新先生に、シミ対策に関する疑問やお悩みについてQ&A形式でお答えいただきました。
監修:Dr.友利 新
皮膚科医、内科医として美容と健康を医療で研究。美しく生きるための方法をテレビ、雑誌、YouTubeなどあらゆるメディアを通して発信。美と健康に関する著書も多数出版している。
Q1. 日焼け止めを毎日塗っていてもシミができるのはなぜ?
A.「塗っているつもり」でも「塗れていない」からです
美白化粧品や日焼け止めを塗ってシミ対策をしているつもりでも、使う量が十分でなかったり、ムラ塗りになっているなど、正しいお手入れができていないことが考えられます。
Q2.スキンケアでシミは消せる?
A. シミをできなくしたり薄くすることは可能です
シミには美容医療もスキンケアもどちらも大事。スキンケアで予防ができていればシミ予備軍があっても表面化されませんし、シミを薄くする効果がある成分配合の製品なら、できてしまったシミにアプローチすることもできます。それでも消えないシミなら、美容医療を頼ればいいと思います。
Q3.シミ対策におすすめな成分は?
A. トラネキサム酸、ナイアシンアミド、レゾルシノール誘導体などがあげられます
それぞれ、目的やシミができるプロセスへのアプローチ法が違うため、複数を組み合わせて使うと、より効果が期待できます。
▼おすすめの成分▼
[シミ・肝斑に]
トラネキサム酸
「メラニンを作れ」という指令が伝わらないようブロックする成分。
[シミ・ソバカスに]
レゾルシノール誘導体の一種377
メラニンの生成を妨害。その効果感からクリニックでも処方される成分。
[シミ・くすみに]
ナイアシンアミド
できてしまったメラニンを細胞に受け渡さないよう阻止する成分。
Q4.シミ対策にはどんな化粧品を選べばいい?
A. 他の肌悩みも一緒にケアできる化粧品が理想です
乾燥した肌やエイジングが進んだ肌はシミになりやすいため、美白ケアができて、さらに保湿ケアやエイジングケアもできる化粧品がおすすめ。ただしあまり多くの化粧品を重ね使いすることは肌への負担にもなるので、少ないアイテムで複合的な悩みをケアできるお手入れが理想です。
Q5.友利先生がシミ対策として摂っている成分は?
A. 美白成分に加えて、ビタミンCも欠かさず摂ります
ビタミンC はシミの元凶となるメラニンの生成を抑えるだけでなく、できてしまったメラニンを還元作用で無色化もする頼もしい成分。トラネキサム酸と組むことで優れたシミ予防効果を発揮するなど、タッグを組む相手次第で多彩な働きをするので、ビタミンC を使うことでシミ対策をしながら他の肌悩みもケアできます。
Q6.友利先生はシミ対策のためにどんなケアをしてる?
A. 365日、美白ケアとUVケアは欠かしません
シミ対策や美白ケアに有効な成分が配合された化粧品で、一年中お手入れしています。屋内にいても日焼け止めを塗る、外出時には日傘をさす、などの日焼け対策も欠かしません。また睡眠不足や運動不足もシミの原因とされているので、充分な睡眠や適度な運動も心がけています。
この記事のまとめ
いかがでしたか?きちんとケアできているつもりでも、正しくお手入れできていない人も多いです。是非毎日のスキンケアを見直して、シミを作らせない透明美肌を目指しましょう。