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皮膚科医友利新監修 夏の保湿、ちゃんとできてる?

公開日:2024.06.26

SKIN CARE

Dr.友利 新監修
夏の保湿を侮るなかれ!
正しい保湿が透明感への最短ルート

透明感を手に入れるには角層をうるおいで満たし、その水分を逃さないよう蓋をすることが大切。単なる保湿でしょ?と思われがちですが、「正しく保湿」できている人は意外に少ないんです、と友利新先生。あなたのその保湿、本当に合ってる!?

友利新先生

監修:Dr.友利 新

皮膚科医、内科医として美容と健康を医療で研究。美しく生きるための方法をテレビ、雑誌、YouTubeなどあらゆるメディアを通して発信。美と健康に関する著書も多数出版している。

夏こそ隠れ乾燥の危険が!“正しい”保湿とは

夏の保湿、ちゃんとできてる?

✓夏こそ隠れ乾燥に注意!その肌、インナードライかも?

夏は湿度が高く皮脂が出やすいためうるおっていると勘違いしがち。紫外線やエアコン、室内外の気温差によって夏の肌こそ乾燥しています。また過剰な皮脂は美容成分の浸透を阻むため、実は保湿が難しい季節でもあるんです。

✓人は歳を重ねるにつれ乾く生き物ボーダーラインは20代後半

これは肌の水分が蒸発するのを防ぐセラミドやヒアルロン酸、皮脂などが年齢とともに減少するためです。そのため40代の人が20代の時と同じスキンケアをしていると乾燥が深刻化してしまうことも。

✓水分と油分のバランスが取れた正しい保湿

正しい保湿とは肌に十分な水分を与えてから油分でしっかりと蓋をすること。ただし肌は日によって変わるのでその日の状態に寄り添ったケアが大切。いつもより乾燥しているなと感じたら重ね塗りや導入美容液を取り入れるなど工夫が必要です。

透明感へと導く

夏の正しい保湿3つのPOINT

POINT1:夏の保湿をあなどるなかれ!夏こそ“油分で蓋”が鍵に

水分だけで保湿した肌

水分だけで保湿した肌

水分+油分で保湿した肌

水分+油分で保湿した肌

水だけで保湿完了!という方も多いです。けれど、化粧水はほとんどが水分なので、せっかく肌に浸透させてもどんどん蒸発してしまいます。乾燥した肌は細かい炎症が起きている状態でキメは粗く透明感もありません。放置すれば肌のターンオーバーが乱れ真皮のコラーゲンなどが減少し、毛穴の開きやたるみに繋がってしまいます。

POINT2:肌への親和性が高いゲルに注目

肌への親和性が高いゲルに注目

ゲルは肌との親和性が高く夏の肌にもサラッと馴染み刺激になりにくいのが特長。 また水分と油分をバランスよく配合できるため、たっぷりの水分を肌に与えながら蓋の役割もして水分の蒸散を防いでくれます。ゲル特有の保水性と密閉性はインナードライを防ぎながら美容成分を肌のすみずみまで行き渡らせてくれるので、夏の保湿にぴったりです。

POINT3:頼れる保湿成分を積極的に取り入れて

コラーゲンやヒアルロン酸は保湿に欠かせない優秀な美容成分。分子の大きさはさまざまで、大きなものは表皮の上に留まって蓋の役割をし乾燥から肌を守ります。さらに浸透技術により分子を小さくした高浸透タイプは肌表面のうるおいをキープするだけでなく、真皮層のコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンの合成を促して肌密度を高め根本的なハリとうるおいを叶えます。

▼取り入れたい成分▼

コラーゲン

肌の水分を保ち、外的刺激から肌を守る。種類の異なるコラーゲンを組み合わせることで更なる効果を発揮。

ヒアルロン酸

肌の水分量を高め保護膜をつくる。働きの異なるヒアルロン酸を組み合わせればさらに保湿性がアップ。

ナイアシンアミド

肌の水分を保つコラーゲンやセラミドの生成を促し保湿をサポート。ターンオーバー促進や皮脂抑制の働きも。

この記事のまとめ

友利先生

いかがでしたか?保湿=乾燥シーズンの冬、というイメージも強いですが、実は夏は寒暖差が激しく、お手入れもおざなりになりがちなので、落とし穴でもあるんです。透明肌を手に入れるには1にも2にもまずは正しい保湿と心得て。保湿成分を積極的に取り入れ、透明美肌を目指しましょう。