公開日:2020.12.25
最終更新日:2024.01.31
SKIN CARE
乾燥肌の原因と5つの対策をご紹介。肌が冷えると乾燥する!?
寒さ厳しい冬……。
肌が乾燥するのは空気が乾燥しているからと思われがちですが、実はそれだけではありません。
肌をさわってみて「ひんやり」したら要注意!肌の温度低下も、乾燥の原因になっているのかもしれません。
ひんやり「冷たい肌」は、肌が乾燥しやすい状態
肌にはもともと、うるおいを逃がさないようキープし、乾燥から守る力が備わっています。
けれど、肌の温度が28℃を下回るとその機能が低下し、うるおいが奪われやすくなる傾向にあることがわかっています。皮膚温度は体温とは異なるもので、通常33℃前後といわれていますが、気温の低いところで過ごすと、頬や手など露出している部分は特に温度が下がりやすくなるのです。
頬をさわってみて「ひんやり」したら要注意!それは乾燥のサインかもしれません。
皮膚温度が28℃になると、肌の水分量は低下しがちに…
乾燥肌に陥る、主な原因
紫外線ケアを怠っている
紫外線というとどうしても日焼けばかりを気にしがちですが、肌を乾燥させたり、シワ・たるみの原因にもなります。
冬は日焼け止めを使わない方も多いようですが、乾燥対策のためにも1年を通して日焼け止めを使う習慣をつけましょう。太陽が出ていない曇りの日でも紫外線は降り注いでいるのです。
油分不足
皮脂と汗は混ざり合って天然の保湿剤となり、肌を乾燥から守っています。けれど、皮脂や汗が少ない冬は、この保湿剤の量が低下してしまいます。
肌には水分だけではなく適度な油分を与え、肌を保護することも大切です。
衣類やマスクによる摩擦
冬は、首の詰まったタートルネックを着たり、マスクしたりする機会も増えますよね。衣類やマスクを着脱する際に顔をこすり、思わぬ摩擦を与えてしまうことも……。
脱ぎ着するときには肌をこすらないよう「丁寧さ」を心掛けましょう。
乾燥を防ぐために、今すぐできる5つのこと
[1]蒸しタオルで、顔と首を温める
冷えた肌を手軽に温めるなら蒸しタオルがおすすめです。血行をよくすることで、肌のトーンアップ効果も……!
タオルを濡らして絞った後、電子レンジ(500~600W)で40秒から1分程度加熱したものを軽くたたんで顔全体に。じんわりと肌を温めてくれます。
また、首をあたためるのも冷え対策に効果的。首筋を温めることで血行がよくなるので、顔色もイキイキとした印象に。
※ 顔に乗せる前に温まり程度を確認し、適宜冷ましてからお顔に乗せてください。やけどにはご注意ください。
[2]外出時はマフラーなどで、首元を暖かく保護
皮膚温度を下げないためには、冷たい風や空気に肌をできるだけさらさないのが一番。マフラーなどで首や顔を覆い、冷え防止を心掛けて。
防寒対策&皮膚温度低下対策として、お出かけ時にはマフラーやタートルネックで、肌を守りましょう。
[3]いつもより「たっぷり保湿」を意識
角層のうるおいは、肌を守るヴェールです。水分を補うだけではなく、うるおいが低下しがちな冬の肌を守る力をサポートしてくれるのです。
水分補給のための化粧水やゲルなどを、朝晩たっぷりと塗り、乾燥が気になる部分には重ねづけをしましょう。
【ONE POINTテクニック】
たっぷりのゲルを肌に乗せ、うるおいを閉じ込めるゲルパックはうるおい不足を感じたときのお手入れにおすすめです。
[4]適度な油分で、乾燥から肌を守る
肌なじみのよいオイルやクリームなどで肌表面に適度な油分を与えましょう。水分が逃げるのを防げるほか、マフラーやマスクなどの摩擦から、肌を保護することができます。
[5]お風呂上りはすぐにスキンケア!近くに保湿アイテムを
脱衣所などお風呂上りにすぐ手に取れるところに、化粧水やゲルを置いておきましょう。十分に身体が温まっているうちなら、寒い冬も億劫がらずスキンケアできますね。
ドライヤーで髪を乾かすときの“ながらスキンケア”には、フェイスマスクがおすすめです。
この記事のまとめ
シミ、くすみ、ハリ不足……。乾燥はさまざまな肌トラブルを引き起こします。まずは、体を冷やさないことが大切です。そして、肌温度を低下させない対策と温める工夫、そして乾燥させないスキンケア。加えて、適度な油分とたっぷり保湿を心掛けて、寒い季節もうるおうぷるんとした肌を手に入れましょう
[人気の商品] PICK UP
アクアコラーゲンゲルエンリッチリフトEX
リペアオイル
VC100エッセンスローションEXフェイスマスク