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人気の保湿クリーム~人気成分や水分量のお話~

人気の保湿クリームを徹底解剖!人気の成分やその理由、また肌の水分量を保持するメカニズムについてご説明します。

保湿クリーム

保湿クリームに含まれる成分

どの化粧品にも、それぞれ目的に合わせた複数の成分が配合されています。ここでは、保湿クリームに含まれる基本的な成分をご紹介します。

■セラミド
角質層にある細胞同士の隙間を埋めている保湿成分です。水分や油分となじみやすいため、水分・油分をしっかり抱え込んで細菌や異物が侵入する経路を塞ぎ、肌を守る働きがあります。ヒアルロン酸と一緒になって肌の機能を正常に整える作用も持っています。
■ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は細胞と細胞の間にしっかりと水分を蓄える役割を果たしています。自身の6000倍もの保水力でお肌の水分をキープし、弾力のある肌へと導きます。
■コラーゲン
目、髪、爪、骨…と、全身に存在するコラーゲン。美肌成分として有名なのは、肌のハリを生み出す作用を持っているからです。基底層で新しい皮膚の生産に関わる大切な成分であり、イキイキとしたハリのある肌作りに役立っています。

この3つはいずれも「保湿成分」と呼ばれていますが、どれかひとつだけが足りていれば良いというものではありません。一口に保湿と言っても役割は三者三様、肌の水分保持のためにはどれも必要なのです。

肌の水分保持のメカニズムとは

わたしたちの皮膚には、異物やほこりの侵入を防いだり、肌を乾燥から守ったりする働きが備わっています。この働きのことを、“皮膚のバリア機能”と呼んでいます。
バリア機能には、肌表面の皮脂膜による一次バリアとその下の角質層による二次バリアとがあります。一次バリアである皮脂膜には肌の表面を覆い、水分が蒸発しないように守る働き、二次バリアである角質層には肌内部の水分を維持する働きがあります。
角質層は何層にも重なった「角質細胞」と、その隙間を埋める「細胞間脂質」という成分で構成されており、細胞間脂質に含まれているセラミドが水分をキープする役目を果たしています。
ヒアルロン酸やコラーゲンが存在するのは、角質層より奥の真皮という場所。ここでヒアルロン酸は水分を蓄え、コラーゲンは細胞同士をつないでいます。
お肌の水分は、表面の一次バリアと角質層の二次バリア、真皮の保湿成分のすべてが正常に機能して初めて十分に保たれるものと言うことができます。

保湿クリーム

クリームを有効に使うための3か条

オールインワンゲルでケアをする場合、通常のお手入れはそれ1つで済んでしまいます。しかし、お肌の状態はいろいろな要因で日々変わってしまうもの。以下のような時には、普段のお手入れにクリームをプラスしてみることをおすすめします。

■乾燥のひどい時
特に乾燥しやすい冬やオフィスの空調がつらい時などは、クリームを取り入れてみてください。肌の表面が保護され、乾燥も落ち着きます。
■季節の変わり目
お肌が不安定になりやすい季節の変わり目。カサカサしてしまうという方は、ゲルなどの上にうすくクリームをのばすと潤いが逃げにくくなります。部分的な乾燥にもおすすめの方法です。
■年齢を感じ始めた時
セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンは年齢とともに体内から減っていってしまいます。ということは、お肌の水分量も少なくなってしまうということ。クリームで水分と油分を補給し、潤いを守ってあげましょう。

話題の人気成分をまとめました

先ほどご紹介した保湿成分以外にも、食品からも摂取できるようなものから保湿クリームによく含まれているものまで、話題の人気成分をいくつかピックアップしましたので、目的に合わせて参考にしてみてください。

■フラーレン
フラーレンとは、ダイヤモンドと同じような炭素の同素体です。発見されたのが近年であるため、化粧品に使用されてからそれほど年数が経っていません。保湿効果や様々なエイジングケアに美容効果を発揮する点で今とても注目されている美容成分です。
■コエンザイムQ10
細胞膜に存在する、ビタミンに似た作用を持つビタミン様物質です。エネルギーをつくり出す酵素を助け、様々なストレスから発生する活性酸素によって細胞が錆ついてしまうのを防ぐ抗酸化作用があると言われています。そのため、ダイエットや美肌への効果に注目が集まっています。
■α-リポ酸
コエンザイムQ10と同様にビタミン様物質として知られています。またこれらの成分としては珍しく、水溶性、脂溶性の両方の性質を持っており、代謝のもととなる成分を助ける成分として、ダイエットや美肌への効果が期待される注目成分です。また牛・豚の肝臓、心臓、腎臓、トマトやほうれん草、ブロッコリーなどの食品にも含まれていますが、動物由来の食品では1kgで1mg程度しか含まれません。
■アルブチン
美白成分として知られ、α-アルブチンとβ-アルブチンの2種類が存在します。メラニン色素の生成を抑制する働きがあり、シミ・そばかすの予防や緩和などへの効果が期待できます。アルブチンには天然・合成の両方が存在し、合成されたアルブチンの方が効果が高い反面、天然のアルブチンに比べて肌トラブルが起きやすいという性格を持っています。
■カイネチン
植物ホルモンの一種で、芽や葉の成長を促したり植物細胞の老化を防いだりする役割を持っており、これらの期待される働きは継続して使用する事で効果が出やすいと言われています。
■アプレシエ®
角質層へ浸透し酵素反応によってビタミンCに変化するビタミンC誘導体ですが、その従来のものよりも格段に優れた効果を持つ美容成分です。肌への浸透性が非常に高く、そのため顔だけでなく全身のエイジングケアにも効果が期待できます。
■カタツムリエキス
カタツムリの分泌液から生成されるエキスで、肌のハリを維持するコラーゲンやエラスチン、肌ダメージをケアするアラントイン、肌荒れを予防するグリコール酸などの美容成分が含まれているとされています。その成分の豊富さから、エイジングケアの効果保湿効果が期待できます。
■ヘビ毒様成分
ヘビ毒と同じ化学構造を用いて人工的に作ったアミノ酸で構成されるペプチド(結合したアミノ酸)です。肌にハリをもたらす効果がある考えられ、エイジングケア化粧品に配合されることが多い成分です。
■EGF
Epidermal Growth Factorの略で、日本語では「上皮成長因子」と言います。人間が元々持っているたんぱく質で、肌のターンオーバーを正常化する役目を持っています。ターンオーバーが整うことによって、肌のくすみ・キメ・ハリ感などにも効果が期待できます。

ここまでで取り上げた成分はほんの一例になります。
ぜひ生活の中で、こうした情報を参考にしながら食品、化粧品、医薬品などを検索したり、パッケージを見てみると良いでしょう。

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