監修
クリニカルサロン シーズ・ラボ恵比寿店セラピスト
高村麻奈美さん
確かな技術と豊富な知識を持つベテランセラピスト。施術だけでなく、ホームケアへのアドバイスもしてくれると評判。
■マスク生活で肌がたるむ原因とは?
毎日マスクの紐で耳が前方に引っ張られている状態は、頭皮が凝りやすく、顔をたるませる原因に。耳周りをほぐしたときに、”イタ気持ちいい”と感じたらそれはたるみの初期サインです。
また、在宅ワークは、環境が整ったオフィスと違って、PCの画面の高さが体に合っておらず首こりや肩こりに悩む人も。首こりや肩こりも常に皮膚が下へ引っ張られている状態なので、たるみやすくなります。
■たるみ対策のためのケア&生活習慣で気を付けることとは
上記たるみのチェックリストに1つでもチェックがついたら要注意!今日からスキンケアと生活習慣を見直しましょう。
■たるみを予防するための3つのポイント
スキンケアは内→外へ。下から上へ!顔+首までがスキンケア。
スキンケアの基本は、化粧品の推奨量をきちんと使い、シワを寄せないように内→外へ、重力に逆らうように下から上へ手を動かすこと。
毎日正しい動きで肌に触れて、小さな変化を見逃さないことも大切です。肌の変化を感じたらその都度スキンケアを見直して、肌状態に合った化粧品やケアを取り入れて。
肩こり・首こり・頭皮の「こり」を放置しない
マスクをつけていると耳が引っ張られて頭皮のこりの原因に。ストレッチやマッサージをこまめに行って、こりを放置しないことがたるみ予防には大切です。
首に負担がかかるとこりを助長してしまうので、在宅ワークではPCの画面を目線の高さに合わせてみる、スマホを使う際に目線の高さまで持ち上げるよう意識する等、工夫をしてみてください。
在宅ワークでもUVケアを怠らない!
UV-A波は、窓ガラスも通過して肌の奥まで到達するので、在宅ワーク時もしっかりUVケアをしましょう。
また、パソコンやスマホのブルーライトも肌老化に影響を与えると言われています。365日UVケアの習慣づけを! メイクをしない日には石鹸で落とせる日焼け止めを選ぶとサッと落とせて便利です。
■マッサージでたるみを対策!たるみ対策にマッサージがおすすめのワケ
毎日のマッサージで老廃物を流して巡りをよくし、すっきりとした状態をキープすることはたるみ対策にはとても有効です。
マッサージはゲルや美容液を塗布するついでの30秒でOK。摩擦にならないように推奨量をしっかり取り、肌をやさしくなでるように指を滑らせて。
時間に余裕があるときや、肌に元気がないときは目元や口元の集中ケアを。首や頭皮のこりはストレッチやマッサージでこまめにほぐして。
毎日のお手入れに簡単マッサージをとりいれて、生活環境の変化とともに変わる肌の変化を見逃さずに、イキイキと弾む肌をキープしましょう!