頬を触る女性の写真 頬を触る女性の写真
公開日:2020.10.19 更新日:2021.07.30

エイジングケアは何歳から?
年代別に変わるスキンケアの方法をご紹介

27歳のときに「日本すっぴん協会」を立ち上げ、多くの方の美肌法を取材するようになって本格的にエイジングケアを始めたという岡本静香さん。そんな彼女に、年代別の肌との向き合い方とスキンケアの方法を伺いました。

美容家岡本静香さんの写真 美容家岡本静香さんの写真

岡本静香さん

化粧品会社のビューティーコンサルティング、美容講師を経て現在美容家として活躍する34歳。心身ともに整った“イキイキした印象”をもたらす肌こそが美肌と考える。




今のエイジングケアが未来の肌を作る

岡本さんが本格的にエイジングケアをスタートしたのは27歳のとき。

「今振り返ると、その頃始めたケアが今の肌を作っていると思います。元の肌が強くても、出産など様々な環境の変化を経て、肌質が急に変わることもありますから。お手入れに遅すぎるということは決してありませんが、できれば早い段階からしっかりケアを行なっていると安心」。

まずは洗顔料や化粧水など信頼できるコスメを見つけることも大切です。

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25〜30歳 25〜30歳

【25~30歳】
エイジングケア ※1を意識し始めて

20代の半ばからは肌の不調を感じ始める時期です。スキンケアや美習慣を意識し始めましょう。この時期のお手入れ次第で、30代以降の肌に差がつくといっても過言ではありません。

また、なぜか洗顔料だけは適当に選ぶ人が多いですが、洗顔料もこだわって選べば化粧水の浸透※2が良くなり、肌の透明感もアップします。

洗顔もスキンケアの一環として、しっかり吟味してくださいね。ちなみに化粧水はたっぷり使いが基本です。

30〜35歳 30〜35歳

【30~35歳】
肌注意報!急に“ガタ”がくる⁉

30代からは仕事や育児などで忙しくなる人が増え、お手入れの差がはっきり表れ始める時期。生活全体を整えるのも大切です。エイジングケア ※1をスタートするのも良いでしょう。

肌にとって大切なのは、水分と油分のバランス。化粧水はそこそこに、クリームやオイルを大量に塗ってケアを終える方がいますが、それでは水分不足です。

化粧水で水分をたっぷり与えて整えたら、オイルやクリームはその日の肌に合わせて量を調整して。

35〜40歳 35〜40歳

【35~40歳】
コスメ以外にも視野を向けて

35~40歳はエイジングケア※1を始めるとき。コスメをはじめ、食事やライフスタイルに至るまで、エイジングケア※1に良いとされるものを積極的に取り入れましょう。

たとえば10代の頃はお得感のある手頃なフェイスマスクでも十分だったかもしれませんが、年齢を重ねるごとに肌コンディションも変化しています。

そのときの状態や悩みに合わせてコスメはきちんとアップデートしていきましょう。マスク後のエイジングケア※1も忘れずに!

40歳 40歳

【40歳以降】
美しくなるための「駒」を持つ

美をあきらめると健康に影響を及ぼし、健康をあきらめると美に影響を与えます。“美と健康は密接”な関係にある、という意識を持ち、ハリのある生活をキープ!

たとえば乱れた食生活をまったく変えようとせずにサプリだけで栄養を摂ろうとするのはNGです。まずは食生活を正す努力を。

時間があるときに玄米を炊いて冷凍保存しておく、お菓子をフルーツに置き換えて自然な甘みに慣れるなど、できるところから始めてみてください。

※ 1 年齢に応じたスキンケア
※ 2 角層まで

※ 角層まで
* パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(整肌成分)

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