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毎日のスキンケアでクリニック級のつや肌に!つやを科学する。

2024.3.19

SKIN CARE

毎日のスキンケアでクリニック級のつや肌に!つやを科学する。

シワがあってもフェイスラインがゆるんでいても、若々しさと明るさを感じさせるのが肌の「つや」。

そんなつやの正体は何なのか、つやはどうやったら作れるのか、

シロノJクリニック・清家純子先生による解説で、あなたの肌にもクリニック級のつやを!

シロノJクリニック 清家純子先生

監修


シロノJクリニック院長

Dr. 清家純子

エイジングケア医療で関西エリア屈指の症例数を持つベテランドクター。

美容医療はもちろん、スキンケアに関する知識も深くメディアからの取材も多数。

肌に「つや」がない人は要注意!つやは健康な肌のしるし

光が差す 水面の写真

つやのある肌は、頬の高い位置に光が集まり、その反射でできるいわゆる“つやの光”が現れるような肌です。

そんなつや肌になるためには、いくつか条件があります。

肌表面に凹凸がなくなめらかであること、毛穴が目立たずキメが整っていること、水分と油分のバランスが取れたうるおった肌であること。



クリニックに来院される方の中でも、肌につやがない人は疲れて元気のない印象を与えてしまいます。逆につやがあるだけで健康的で圧倒的に若く見えます。

これが理想のつや肌!ブランドアンバサダー 山本彩さんの肌で解説

頬の高い位置に丸いつやの光 光を反射する凹凸のない肌

□頬の高い位置に丸いつやの光

頬の高いところに光を集め、つやの光ができるのが、代表的なつや肌のサイン。これがあるだけで明るく若々しい印象に。

□光を反射する凹凸のない肌

肌がくすんでみえるのは乾燥によりキメが乱れて光の反射が少なくなるのが原因。肌表面はもちろん、

内側までうるおいで満たし、整えることで、光がキレイに反射する肌に。

くすみ肌 つや肌比較 角層イメージ図

日々のスキンケアでもつやは作れます!

クリニックでは、シワはヒアルロン酸などの注入治療、シミはフォトフェイシャル、たるみはサーマクールなどで改善をはかりますが、どの治療もその副産物として肌につやが生まれます。

それは肌のキメが整ったり、トーンアップしたり、コラーゲンが増えてハリとうるおいが生まれるから。つや肌の条件が揃うのです。

ビタミンC イメージ

実はつやを出すのはそう難しくなく、クリニックの治療に頼らなくても可能なのです。

たとえばスキンケアで作ろうとするなら、ビタミンCと保湿ケアが助けになります。特にビタミンCはコラーゲン産生を助けると同時にトーンアップや毛穴の引き締めにも効果を発揮します。

深く届く、早く効く、持続する 

つやにはAPPSとVCエチル

ビタミンCにはいろいろな種類があります。化粧品に多く使われるのは体内でビタミンCに変わるビタミンC誘導体で、水に溶ける水溶性と油になじむ油溶性があります。水溶性は速効性がありますが安定性に欠け、油溶性は活性面でやや劣るところがあります。

ビタミンCの種類と働きの違い イメージ図

肌奥、浸透、肌内に留まる:角層まで APPS:パルミチン酸アスコルビルリン酸 VCエチル:3-O-エチルアスコルビン酸(整肌成分)

この両方のいいところを兼ね備えているのが「APPS」というビタミンC誘導体で、肌なじみがよく速効性と浸透力があります。

もうひとつ効果的なビタミンCに「VCエチル」というものがあり、これは浸透力にプラスして比較的表皮の浅いところで長く留まって働きます。つまり肌奥に届くAPPSと表面近くで持続するVCエチルが強力な味方になるといえます。

スキンケアの可能性は無限大。

どんな治療よりもスキンケア なくしてつやはなし

スキンケアなくしてつやはなし

スキンケアはクリニックの治療ほどパワフルではないと考える人は多いようですが、そんなことはありません。

たしかに治療ほど速効性はないかもしれませんが、日々の丁寧なスキンケアこそが力になります。


たとえばシワやたるみの治療をしてもその後のスキンケアを怠れば効果は出にくく長続きしません。スキンケアをコツコツ積み重ねることで肌には大きな違いが生まれるのです。

また、つやはメイクアップでも作ることができますが、丁寧にケアをした肌の輝きはメイクに勝るものがあります。スキンケアに限界はありません。あきらめることなく続けていきましょう。