NEW2022.12.14
HISTORY OF DR.CI:LABO

始まりは院内処方の
保湿ゲル

No.1ドクターズコスメ(※)のドクターシーラボは、「肌トラブルやエイジングで悩むすべての人を救いたい」という思いから、ひとりの皮膚科医の手により生まれたブランドです。その始まりは、レーザー治療後のケアのために院内で開発したゲルでした。

※2021年TPCマーケティングリサーチ(株)調べ、ドクターコスメ企業別(金額)シェア

INDEX

レーザー治療後の肌のために

ドクターシーラボは、レーザー治療・エイジングケア専門の美容皮膚科クリニック「シロノクリニック」から生まれたコスメブランド。
レーザー治療後のデリケートな肌を刺激することなくやさしく保湿し、回復を促すために処方したゲル状の保湿剤が始まりでした。

皮膚科クリニックで治療をしていた城野医師は、せっかくレーザー治療をしてもなぜかトラブルを再発させてしまう患者様の肌が気になっていました。また、多くの患者様から「自分に合うスキンケアがわからない」「何か良いスキンケアはないか」などの相談も届いていました。そうしたことから、毎日のスキンケアの大切さに気づき、研究開発を始めました。

しかし保湿できればなんでもいいというわけではなく、敏感な肌にとっては成分の一部が負担となります。そこで、水分や美容成分をたっぷり抱え込んだゲル状の保湿剤を開発し、治療後の患者さんに処方していました。

完成した保湿ゲルは、今のようなSNSがなかった時代に多くの患者さんの口コミによって評判となり、「治療が終わっても購入し続けたい」「一度使ってみたい」というお問い合わせが全国から殺到。
1998年12月12日に化粧品として初代「アクアコラーゲンゲル」を製品化しました。

当時は女性の社会進出が進んでストレスによる肌あれに悩む人が増え、また、大気汚染やオゾン層の破壊など環境の悪化が及ぼす皮膚への悪影響も問題視されていました。
敏感肌を自認する女性が増え、そうした方々に「ドクターズコスメ」という新しいジャンルは注目され、支持を集めたのです。

WHAT IS GEL?

「ゲル」ってなに?

ゲルとはもともと、自然界にある粘質のこと。アロエの葉の内側や海藻のぷるぷるした部分など、ゼリー状をした物質をさします。
天然のゲルには、大量の水分を吸収して保つ力があります。また、角層が作り出す天然の保湿剤「NMF(天然保湿因子)」にも含まれるアミノ酸やタンパク質、無機質、ビタミンなどを閉じ込めることができます。

細胞と細胞の間でうるおいを保つ細胞間脂質と似た構造をしているため肌になじみやすく、水分をたっぷり補給。さらに、肌表面で膜を作って水分の蒸発を防ぎます。

ゲル保湿が大切な理由

肌にとって、水分を保持するバリア機能は非常に重要なものです。
角層に10〜20%の水分があると、肌はみずみずしくきめ細かい状態を保つことができますが、水分が10%以下になると乾燥してきめが乱れ、健康的なツヤを失ってしまいます。
それだけでなく、外的環境の影響を受けやすくなるので角層の奥にまで影響が及び、代謝が乱れたり、真皮のコラーゲンの産生が滞ったりします。

真皮やその奥に熱エネルギーを与えて若々しいハリを取り戻す、サーマクールやウルセラといった熱治療の場合、治療後、徐々にコラーゲンの産生が促されます。
その効果を引き出すためにも、ゲルによって角層の水分を保ち、肌全体をすこやかな状態に整えるケアは大切です。