NEW2023.02.01
医師監修コンテンツ
COLLAGEN X BEAUTY INGREDIENTS

コラーゲンを生み出す
スイッチ「レチノール」

高いエイジングケア効果を誇る話題の美容成分・レチノール。ドクターシーラボ®ではさまざまに工夫し、効果と安全性の両立を求めた研究開発を行っています。

INDEX

レチノールって
どんな成分?

レチノールは、ビタミンAの一種で、肌細胞を活性化させる働きをもちます。
肌に塗ると酵素によってレチナールという物質に変わり、最終的にレチノイン酸という物質に変化します。変化に応じて、ビタミンAのもつ作用が強まります。
真皮内では線維芽細胞が刺激され、コラーゲン産生が促進されます。同時にコラーゲンの分解を抑える働きもあり、ふっくらとハリのある肌に導きます。細胞の⽣まれ変わりを促すことで、メラニンを含む古い⾓質も速やかに排出され、くすみやゴワつき、シミが気になる肌にも効果的です。

一般的に化粧品においては、レチノールの状態で配合されています。レチノールにも、「純粋レチノール」と「レチノール誘導体」があります。レチノール誘導体とはレチノールに別の物質をくっつけて安定化させたもの。肌の中に入ると分解されてレチノールに変化します。
肌への作用メカニズムは同じですが、純粋レチノールの方が効果が速く、レチノール誘導体は作用が穏やかという特徴があります。

レチノールを
安定配合するには

純粋レチノールは肌の中ですぐに高い効果を発揮する分、成分としては不安定なので、製品に配合するときは工夫が必要です。ただ配合するだけだと使う前に製品の中で壊れてしまうこともあります。

純粋レチノールの安定性を高める工夫としては、空気に触れない容器やバックレス(中身を出したら戻らない)チューブを使用する、安定性を高める処方を選ぶなどの方法があります。
ドクターシーラボでは、グループ企業であるジョンソン・エンド・ジョンソンの長年のレチノール研究の知見を活かし、肌タイプを問わずお使いいただくための研究開発に取り組んでいます。

こんな肌におすすめ

レチノールは肌の代謝を上げて新しい細胞を生み出す力を高めるので、肌にハリ・弾力が出てシワやたるみの改善に効果的です。それだけでなく細胞の生まれ変わりを促すことで、メラニンを含む古い角質も速やかに排出されます。そのため、くすみやゴワつき、シミが気になる肌にも効果的です。

今よりもっと美肌になりたいと願うなら、レチノールをぜひ取り入れてみてください。