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保湿成分ってどんなものがあるの?化粧品選びのヒントに

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監修:シロノクリニック横浜院 佐藤 美院長

保湿化粧品には、ヒアルロン酸やセラミド、スクワランなど様々な保湿成分が含まれています。それぞれ、どのような働きがあるかご存知ない方は多いのではないでしょうか。肌に合った化粧品を使うために保湿成分について確認しておきましょう。ここでは保湿成分の種類や作用、使い方のポイントを詳しくご紹介します。

保湿成分とは?

保湿成分とは、肌に水分を与えたり水分をキープしたりする成分です。種類によって様々な役割があります。たとえば角層にも含まれるセラミドは、水と結合することで蒸発を防ぐ成分です。水分との結合力が高いほど保湿力が高いといえます。保湿成分の種類を詳しくみていきましょう。

水分をサンドして挟み込む成分

水分を挟み込むことで、水分の蒸発を防ぐ成分があります。挟み込む力が強ければ、それだけ保湿力も高くなります。

水分をしっかり抱え込む成分

肌は表面から順に表皮、真皮、皮下組織で構成されています。真皮には、肌の弾力とうるおいを保つ働きがあります。水分をしっかり抱え込む成分は、真皮を良好な状態に保ち、うるおいのあるモチモチした肌を作ってくれるのです。

吸湿性があり、水分を掴む成分

水分を掴むことで肌のうるおいを保つ成分です。しかし空気中の温度に左右されやすく、湿度が低いと保湿力が低下します。

保湿成分ってどんなものがあるの?

保湿成分には様々な種類があり、それぞれ異なる役割を果たしています。化粧品によって含まれる保湿成分は異なりますが、ヒアルロン酸やセラミドが含まれているものが多く流通しています。代表的な保湿成分の特徴と効果をみていきましょう。

セラミド

セラミドは角層の角質細胞同士の隙間を埋める保湿成分です。角質細胞同士、水分を繋ぎとめています。セラミドが十分に備わっていると肌のバリア機能が高くなります。また肌の表面もうるおい、キメが整うのです。セラミドが不足すると角質細胞同士に隙間ができて水分も保持できなくなります。外部刺激から肌を守ることができず、肌の奥深くへとダメージが及びます。
そこでセラミドが含まれた化粧水や美容液などでケアすることで、バリア機能を補うことができるのです。化粧品に含まれるセラミドには、肌に備わっているセラミドと同じ化学構造のヒト型セラミドや石油原料から作られた疑似セラミド、米ぬか油から抽出される植物性セラミド、牛乳由来のミルクセラミドがあります。肌への刺激が少なく、高い保湿力があるヒト型セラミドがおすすめです。

ヒアルロン酸

真皮にはコラーゲンやエラスチンで構成された網目構造があり、その中にヒアルロン酸が含まれています。ヒアルロン酸は水分を保つことで柔軟性と弾力性のある肌をキープしてくれます。ヒアルロン酸が配合された化粧品は、しっとりとした使い心地であることが特徴です。即効性が高く速やかに肌を保湿してくれますが、持続性が低く、時間が経つとともに肌がつっぱる場合があります。

エラスチン

エラスチンは真皮においてコラーゲン線維を束ね、肌の弾力性をつかさどる線維です。真皮の約2%を構成しており、コラーゲンを支えるという重要な役割を果たしています。エラスチンも様々な化粧品に配合されています。

コラーゲン

コラーゲンは真皮の約80%を構成する線維です。エラスチンのサポートを受けながら肌の土台を作っています。コラーゲンが減少すると肌の土台がくずれ、弾力や柔軟性が失われます。コラーゲンは肌から吸収することが難しいとされていますが、分子量が小さいコラーゲンであれば、ある程度吸収される可能性があります。

スクワラン

サメの肝油からの採取が一般的でしたが、近年では植物からも抽出できるようになっています。化粧品に留まらず、医薬品にも使用されている保湿成分です。乾燥によって起きた肌あれに効果が期待できます。またスクワランはベタつきにくいため、しっかり保湿したいけれどベタつきが苦手な方におすすめです。

保湿成分を上手に使いこなすには

保湿成分には様々な種類があるため、自分に合ったものを選ぶことが大切。どれだけ優秀な保湿成分が含まれていても、肌に合わなければ肌トラブルに繋がります。
また肌質を踏まえて適切に選ぶことも大切です。次のようなポイントを押さえ、保湿成分を使いこなしましょう。

肌質にあわせて保湿成分を使い分ける

乾燥肌や脂性肌、敏感肌など様々な肌質があります。肌質に合わせて、保湿成分を使い分けましょう。乾燥肌であれば、しっかり保湿できるようにヒアルロン酸やセラミドなどが含まれた化粧品がおすすめです。脂性肌は、ヒアルロン酸やセラミドの含有量が少ないさっぱりタイプの化粧水や乳液を使いましょう。
敏感肌は乾燥が進行して刺激を受けやすくなっているため、肌への刺激が少ない化粧品を選ぶことが大切。その中でも保湿力に優れたものを選びましょう。乾燥肌と脂性肌が混ざった混合肌の場合は、乾燥しているところには保湿成分が多く配合されたものを使い、ベタつくところにはさっぱりタイプのものを使ってみましょう。

化粧品を選ぶ際のひとつの基準にしてみる

化粧品を選ぶ際には、値段や量、添加物の有無などを基準にしている方が多いのではないでしょうか。どの保湿成分が含まれているかも、ひとつの基準にすることをおすすめします。保湿成分がどれだけ含まれているかは成分表示に記載されていません。そのため試供品を使い、どれぐらい保湿されたかを確認しましょう。

まとめ

保湿成分には、ヒアルロン酸やセラミド、コラーゲン、エラスチンの他にもたくさんの種類があります。化粧品によって保湿成分の配合量が異なるため、自分にとってベストな化粧品を見つけましょう。保湿化粧品を選ぶときは、肌質や配合成分の種類などに注目が必要です。むやみに保湿化粧品を大量に使用しても、肌の健康を保つことはできません。自分に合った化粧品を適切に使用しましょう。

監修:シロノクリニック横浜院 佐藤 美院長

保湿化粧品には、ヒアルロン酸やセラミド、スクワランなど様々な保湿成分が含まれています。それぞれ、どのような働きがあるかご存知ない方は多いのではないでしょうか。肌に合った化粧品を使うために保湿成分について確認しておきましょう。ここでは保湿成分の種類や作用、使い方のポイントを詳しくご紹介します。

保湿成分とは?

保湿成分とは、肌に水分を与えたり水分をキープしたりする成分です。種類によって様々な役割があります。たとえば角層にも含まれるセラミドは、水と結合することで蒸発を防ぐ成分です。水分との結合力が高いほど保湿力が高いといえます。保湿成分の種類を詳しくみていきましょう。

水分をサンドして挟み込む成分

水分を挟み込むことで、水分の蒸発を防ぐ成分があります。挟み込む力が強ければ、それだけ保湿力も高くなります。

水分をしっかり抱え込む成分

肌は表面から順に表皮、真皮、皮下組織で構成されています。真皮には、肌の弾力とうるおいを保つ働きがあります。水分をしっかり抱え込む成分は、真皮を良好な状態に保ち、うるおいのあるモチモチした肌を作ってくれるのです。

吸湿性があり、水分を掴む成分

水分を掴むことで肌のうるおいを保つ成分です。しかし空気中の温度に左右されやすく、湿度が低いと保湿力が低下します。

保湿成分ってどんなものがあるの?

保湿成分には様々な種類があり、それぞれ異なる役割を果たしています。化粧品によって含まれる保湿成分は異なりますが、ヒアルロン酸やセラミドが含まれているものが多く流通しています。代表的な保湿成分の特徴と効果をみていきましょう。

セラミド

セラミドは角層の角質細胞同士の隙間を埋める保湿成分です。角質細胞同士、水分を繋ぎとめています。セラミドが十分に備わっていると肌のバリア機能が高くなります。また肌の表面もうるおい、キメが整うのです。セラミドが不足すると角質細胞同士に隙間ができて水分も保持できなくなります。外部刺激から肌を守ることができず、肌の奥深くへとダメージが及びます。
そこでセラミドが含まれた化粧水や美容液などでケアすることで、バリア機能を補うことができるのです。化粧品に含まれるセラミドには、肌に備わっているセラミドと同じ化学構造のヒト型セラミドや石油原料から作られた疑似セラミド、米ぬか油から抽出される植物性セラミド、牛乳由来のミルクセラミドがあります。肌への刺激が少なく、高い保湿力があるヒト型セラミドがおすすめです。

ヒアルロン酸

真皮にはコラーゲンやエラスチンで構成された網目構造があり、その中にヒアルロン酸が含まれています。ヒアルロン酸は水分を保つことで柔軟性と弾力性のある肌をキープしてくれます。ヒアルロン酸が配合された化粧品は、しっとりとした使い心地であることが特徴です。即効性が高く速やかに肌を保湿してくれますが、持続性が低く、時間が経つとともに肌がつっぱる場合があります。

エラスチン

エラスチンは真皮においてコラーゲン線維を束ね、肌の弾力性をつかさどる線維です。真皮の約2%を構成しており、コラーゲンを支えるという重要な役割を果たしています。エラスチンも様々な化粧品に配合されています。

コラーゲン

コラーゲンは真皮の約80%を構成する線維です。エラスチンのサポートを受けながら肌の土台を作っています。コラーゲンが減少すると肌の土台がくずれ、弾力や柔軟性が失われます。コラーゲンは肌から吸収することが難しいとされていますが、分子量が小さいコラーゲンであれば、ある程度吸収される可能性があります。

スクワラン

サメの肝油からの採取が一般的でしたが、近年では植物からも抽出できるようになっています。化粧品に留まらず、医薬品にも使用されている保湿成分です。乾燥によって起きた肌あれに効果が期待できます。またスクワランはベタつきにくいため、しっかり保湿したいけれどベタつきが苦手な方におすすめです。

保湿成分を上手に使いこなすには

保湿成分には様々な種類があるため、自分に合ったものを選ぶことが大切。どれだけ優秀な保湿成分が含まれていても、肌に合わなければ肌トラブルに繋がります。
また肌質を踏まえて適切に選ぶことも大切です。次のようなポイントを押さえ、保湿成分を使いこなしましょう。

肌質にあわせて保湿成分を使い分ける

乾燥肌や脂性肌、敏感肌など様々な肌質があります。肌質に合わせて、保湿成分を使い分けましょう。乾燥肌であれば、しっかり保湿できるようにヒアルロン酸やセラミドなどが含まれた化粧品がおすすめです。脂性肌は、ヒアルロン酸やセラミドの含有量が少ないさっぱりタイプの化粧水や乳液を使いましょう。
敏感肌は乾燥が進行して刺激を受けやすくなっているため、肌への刺激が少ない化粧品を選ぶことが大切。その中でも保湿力に優れたものを選びましょう。乾燥肌と脂性肌が混ざった混合肌の場合は、乾燥しているところには保湿成分が多く配合されたものを使い、ベタつくところにはさっぱりタイプのものを使ってみましょう。

化粧品を選ぶ際のひとつの基準にしてみる

化粧品を選ぶ際には、値段や量、添加物の有無などを基準にしている方が多いのではないでしょうか。どの保湿成分が含まれているかも、ひとつの基準にすることをおすすめします。保湿成分がどれだけ含まれているかは成分表示に記載されていません。そのため試供品を使い、どれぐらい保湿されたかを確認しましょう。

まとめ

保湿成分には、ヒアルロン酸やセラミド、コラーゲン、エラスチンの他にもたくさんの種類があります。化粧品によって保湿成分の配合量が異なるため、自分にとってベストな化粧品を見つけましょう。保湿化粧品を選ぶときは、肌質や配合成分の種類などに注目が必要です。むやみに保湿化粧品を大量に使用しても、肌の健康を保つことはできません。自分に合った化粧品を適切に使用しましょう。

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