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紫外線吸収剤のすべて~本当に危ないの?~

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低刺激化粧品をお選びの方に避けられる「紫外線吸収剤」はそんなに肌に刺激があるのでしょうか?紫外線散乱剤との違いと、なぜ「危険」と言われるのかなどを専門家の視点から詳しく解説していきます。

紫外線吸収剤

紫外線吸収剤が「肌に悪い」と言われる理由

強力なUVカット効果を持つ紫外線吸収剤が肌に悪いと言われている一番の理由は、「化学的に合成された成分だから」ということになるでしょう。
現在化粧品に使われている紫外線吸収剤は32種類あり、一般的な日焼け止めにはそのうちの数種類が組み合わされて配合されています。また、紫外線吸収剤を製品になじませるために添加物を入れることもあります。
コスメや医薬品、洗髪剤、歯磨き粉などに配合される成分についても言えることですが、化学合成された成分というのは自然由来の成分と比べて肌への負担が大きくなる傾向にあります。化粧品の添加物にも肌が反応してしまうような超敏感肌の人は避けた方が無難と言えます。

紫外線散乱剤との違いは「働き方」

一方の紫外線散乱剤が安全と言われるのは、化学合成されていないナチュラルな成分であることが理由です。また、紫外線吸収剤は吸収した紫外線を熱として放出することで肌を守るのに対して、紫外線散乱剤は紫外線を反射させてベールのように肌を守るため、肌の表面で化学反応や酸化が起こることがないという特性も持っています。
紫外線散乱剤を使う際にかかる肌への負担は紫外線吸収剤より少なくて済むと言えますが、実はこんな弱点も。
紫外線散乱剤を使った日焼け止めは汗や皮脂に弱く、崩れやすいのです。紫外線をカットする力も紫外線吸収剤ほど強くはありません。
また、最近は肌に塗った時の白浮きを防ぐため紫外線散乱剤をナノ化するケースが増えてきています。粒子を細かくされたことで散乱剤の成分が肌の奥まで入り込んでしまい、アレルギー反応を起こした例も報告されています。

紫外線吸収剤

このように、紫外線吸収剤と散乱剤は働き方自体が異なる成分なのです。
商品開発や研究が進むにつれて、成分生成のレベルや商品の質が年々向上してきているという背景もあり、紫外線吸収剤・散乱剤どちらによる肌トラブルの数も全体的に減少傾向にあります。それぞれの特性を覚えておいて、必要なシーンや体質に合わせて使い分けるのが賢い方法と言えます。

アレルギー体質の方や赤ちゃんの日焼け止め、選び方と使い分け

上記で少し述べたように、肌への刺激が心配な紫外線吸収剤には紫外線を強力にブロックしてくれるというメリットがあり、肌にやさしい紫外線散乱剤には汗で流れてしまいやすいというデメリットがあります。
どちらを選んでもトラブルが起きない方は問題ありませんが、敏感肌の方や成分によるアレルギーが心配な方、赤ちゃんを紫外線から守ってあげたい方は吸収剤・散乱剤どちらを使った日焼け止めを選べば良いのでしょうか?

普段の生活は「紫外線散乱剤」を

汗による崩れが心配される紫外線散乱剤も、普段の生活で使用する分には問題ありません。強くこすったり手を洗ったりしない限りは大丈夫。いつもの間隔できちんと塗り直しを行っていれば、UVカット効果はきちんと持続します。
さらに肌へのやさしさを重視したい方には、こんな日焼け止めをご紹介します。

ベビーUVクリーム
紫外線散乱剤のみを使用したノンケミカル処方の日焼止めクリーム(SPF30 PA++)

バリア機能が未成熟でとてもデリケートな赤ちゃんの肌も紫外線からしっかり守ってくれる、ノンケミカルの日焼け止めクリームです。紫外線散乱剤のみを使用し、徹底して肌へのやさしさにこだわった処方だから、敏感肌の人やママも一緒にUVケアができます。

ベビーUVクリーム
ベビーUVクリーム

BBパーフェクトクリーム エンリッチリフト
メイクしながらスキンケアもUVも!SPF35 PA++のBBクリーム

高水準のメイク・スキンケア・UVケアが同時にできてしまう、まさにパーフェクトなBBクリームです。しっかりとしたUVカット力を持ちながら、紫外線吸収剤は不使用。肌への負担なく作られているので、敏感肌の人や肌荒れに悩む人もして使えます。

BBパーフェクトクリーム エンリッチリフト
BBパーフェクトクリーム エンリッチリフト

長時間のおでかけ、レジャーのときだけ「紫外線吸収剤」で強力ブロック

いくら肌にやさしいと言っても、紫外線散乱剤を過信してうっかり日焼けをしてしまえば本末転倒です。強い紫外線を浴びることが分かっている時は、紫外線吸収剤を使って確実にUVカットをしましょう。
散乱剤と比べると少しお肌に負担はかかるけれど、吸収剤の紫外線ブロック力はやはり頼もしいものがあります。「日常生活では肌にやさしい散乱剤を・屋外へのお出かけやレジャーには紫外線ダメージを防ぐ吸収剤を」と使い分けることで、肌の負担やダメージをトータルで減らすことができます。

安全な「紫外線吸収剤」を選ぼう

先ほども述べたように、紫外線吸収剤を作る技術レベルは日々高まっており、今では吸収剤を極小カプセルに閉じ込めて肌に直接触れないようにするという技術も開発されています。紫外線吸収剤のメリットは生かしつつ、肌への刺激や負担は軽減できるという画期的な方法です。
このように、より安全性の高いものを選べば、紫外線吸収剤も抵抗なく使うことができるのではないでしょうか?

紫外線吸収剤

実際に、上記のような最新技術を使った日焼け止めも登場しています。「UV効果はしっかりあるのに、敏感肌の人や赤ちゃんにもOK」という日焼け止めをUVケアの選択肢に加えてみるのはいかがでしょう?きっとマルチに活躍してくれること請け合いです。

マイルドUV SPF40 PA+++
紫外線吸収剤をカプセルでコーティング!赤ちゃんにも使える低刺激日焼け止め

紫外線吸収剤をカプセルでコーティングすることで肌に直接触れない状態にし、とことん低刺激を追求したミルクタイプの日焼け止めです。紫外線のブロック力と肌へのやさしさが同時に実現しているため、敏感肌の人や赤ちゃんのお肌も負担なく守ってくれます。

マイルドUV SPF40 PA+++
マイルドUV SPF40 PA+++

他にも注意したい、肌に「刺激」となりえる成分

日焼け止めを付けて肌トラブルを起こしたからと言って、「紫外線吸収剤が原因」と決めつけてはいけません。日焼け止めには、他にも肌トラブルやアレルギーを起こす原因となる成分が配合されている可能性があるからです。成文表示に次のような文字を見かけた時は、少しだけ気を付けてみてください。

合成界面活性剤(特に石油系界面活性剤)

混ざりにくい化粧品の成分同士をしっかりなじませるために配合が必要な成分ですが、肌質によっては負担になることもあります。

人工香料・人工着色料

化粧品の色や香りを良くするために配合されます。自然由来のものとは違い、人工的に合成された成分なので、肌へ刺激を与える場合があります。

保存料

化粧品の劣化や雑菌の繁殖を防ぐために配合されます。保存料の種類によっては肌荒れやかぶれが起きるケースがあります。

日焼け止めは紫外線と戦ってくれる大切なアイテムです。毎日つけても安心なものを選んで、ダメージ知らずの白肌をキープしましょう!

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