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年齢とともに目立つ“たるみ毛穴”原因と効果的なケアとは?

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監修:シロノクリニック横浜院 佐藤 美院長

年齢を重ねると、どうしても毛穴の開きやたるみが目立ってきます。そのせいで化粧のりが悪くなった、毛穴にファンデーションが詰まって悪目立ちする、化粧くずれしやすいなどの悩みを人知れず抱えている人もいるのではないでしょうか。「年齢のせいだから仕方がない」と諦めかけている人もいるかもしれません。
毛穴がたるむ原因が分かれば、効果的な対策は見えてきます。これを機会に、たるみ毛穴に喝を入れませんか?

たるみ毛穴とは?

毛穴が目立つ理由

毛穴がなぜ目立つかというと、もともと毛穴はすり鉢状にくぼんでいるので影になって黒っぽく見えます。またメラニンが多く存在し、黒ずんで見えることがあります。皮脂やファンデが詰まってポツポツ目立つ場合もあります。ただし、これらの理由は若い頃のピチピチの肌でもいえること。たるみ毛穴の場合は、もう少し事情が複雑です。

若者の毛穴とたるみ毛穴の違い

たるみ毛穴の原因を考える前に、たるみ毛穴の特徴を整理しておきます。
たるみ毛穴と若い世代の毛穴の最も大きな違いは、形です。若い世代の毛穴は小さく丸いのに対して、たるみ毛穴は大きく縦長の楕円形やしずく形をしています。肌のハリが失われ肌全体が重力に引っ張られることで、毛穴が変形しているのです。

たるみ毛穴チェック

「これは、たるみ毛穴かしら?」と思ったら、次の項目にチェックをしてみてください。
□毛穴が目立つ
□毛穴の形が楕円形やしずく形をしている
□毛穴と毛穴が繋がって見える
□肌にハリがない
□肌のキメが不揃い、または大きい
□洗顔や保湿をしても改善しない
□肌を上に引っ張ると目立ちにくくなる

そもそも、たるみ毛穴はなぜできる?

真皮の衰えによるハリ不足

毛穴がたるむ最大の要因は、肌のハリが失われることです。
皮膚は表皮、真皮、皮下組織から成り立っており、真皮はいちばん外側の皮膚(表皮)を支える役割をしています。
若く健康な真皮ではコラーゲンが網目状に張り巡らされ、弾力性のあるエラスチンがそれをゴムのように支えており、隙間には水分をたっぷり含んだヒアルロン酸がありプルプルの潤いを保っています。これらの成分を作ったり、古くなった成分を処理したりするのが線維芽細胞です。
年齢を重ねた真皮では線維芽細胞の活力が弱まり、コラーゲンやエラスチンなどの生産量が減り、質が低下します。結果として、真皮が衰え、表皮をたるませてしまうのです。

エイジングによるターンオーバーの乱れ

肌はターンオーバーをくり返しながら常に新しく生まれ変わっており、古い皮膚細胞が角質として剥がれ落ち、その下から新しい角質が出てきます。
しかしながら、年齢とともにターンオーバーの周期が乱れ、20代では約30日周期で生まれ変わる細胞が、30代・40代では約40~50日となり、50代・60代では約70~100日とさらに延びてしまいます。
そのためなかなか細胞が生まれ変わらず角層が厚くなり、肌がゴワゴワしたり乾燥してシワっぽくなったり、たるんだりしてしまうのです。

紫外線などのダメージの蓄積

ターンオーバーの乱れはエイジング以外に、紫外線や摩擦、間違ったスキンケアなどでも悪化していきます。日々のダメージは少しずつでも、それが長い年月にわたって積み重なっていくと、やがては大きなダメージとして表れてきます。
昔は「小麦色の肌が健康的」といわれ紫外線に対して無防備でしたが、それが今になって肌をたるませる原因になっているケースは少なくありません。
また、紫外線はメラニン色素を生成させ、肌を黒くします。メラニンによる毛穴の黒ずみが、たるみ毛穴を余計に目立たせている場合もあります。

たるみ毛穴を改善するには

質のいい睡眠を十分にとる

皮膚細胞の修復や生成は夜間、睡眠中に最も活性化します。もちろん寝不足は大敵です。質のいい睡眠をとるには、リラックスがポイント。軽いストレッチやマッサージ、入浴などで緊張をほぐします。
特に、入浴はおすすめです。就寝の90分前に、湯船に浸かって深部体温をしっかり上げておきましょう(熱すぎるお湯は交感神経を刺激してしまうのでNG。40℃のお湯で15分が目安)。一時的に上がった体温が下がっていく時、眠気が訪れ、自然に眠りに入っていけます。湯船に浸かることが難しいときは足湯でもかまいません。

バランスの取れた食事と適度な運動

アンチエイジングの基本は、バランスのよい食事と運動の継続です。
タンパク質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミン、食物繊維の6大栄養素を過不足なく摂ることが大事。栄養素はそれぞれが単独で働いているわけではなく、互いに協力し作用しながらトータルでカラダの各機能を支えています。どれが欠けても望ましくありません。年齢とともに食事量が減ってきて、必要な栄養素を食事だけで摂取するのが難しいという場合はサプリメントを利用するのもよいでしょう。

表情筋のトレーニング

顔の筋肉も使わないとどんどん衰えてしまいます。筋肉が痩せると、顔がたるんでシワっぽくなり、毛穴やほうれい線、二重顎の原因に。日頃から意識的に表情筋を使うようにしましょう。
大きく目を見開く、大きな口を開けて笑う、耳を引っ張っておどけた顔をする、顔を中心に向かってクシャクシャにするなど、いろいろな表情を作ってみましょう。目いっぱい大げさに、マンガみたいに極端に、表情を作るのがコツです。

紫外線対策をする

紫外線によるダメージを受け続けると、どんどん老化が進んでしまいます。今以上に肌を傷めないために紫外線対策を日課にしましょう。
外出時には日傘や帽子、長袖のカーディガンなどで直射日光を避け、顔など露出する部分には日焼け止めを塗ります。真冬でも曇りの日や雨天でも、日中は紫外線が届いています。“うっかり日焼け”をすることのないように気をつけてください。

ビタミンC誘導体配合の基礎化粧品

ビタミンCには、コラーゲンの生成を促進して肌の弾力やハリを出す効果があります。食事やサプリメントでビタミンCを摂るのも心掛けたいですが、基礎化粧品で肌に直接届けるのも即効性があって効果的です。たるみやシワ以外に、シミやくすみ、ニキビなどにも嬉しい効果が期待できます。
ターンオーバーには時間がかかります。人によっては2~3ヶ月かかることもあるので、根気強くケアを続けることが大事。正しいケアを続けていれば、結果は必ず出ます。「あ、肌が変わった!」「ハリが出てきたかも」と実感する日を楽しみに、焦らず続けてください。

監修:シロノクリニック横浜院 佐藤 美院長

年齢を重ねると、どうしても毛穴の開きやたるみが目立ってきます。そのせいで化粧のりが悪くなった、毛穴にファンデーションが詰まって悪目立ちする、化粧くずれしやすいなどの悩みを人知れず抱えている人もいるのではないでしょうか。「年齢のせいだから仕方がない」と諦めかけている人もいるかもしれません。
毛穴がたるむ原因が分かれば、効果的な対策は見えてきます。これを機会に、たるみ毛穴に喝を入れませんか?

たるみ毛穴とは?

毛穴が目立つ理由

毛穴がなぜ目立つかというと、もともと毛穴はすり鉢状にくぼんでいるので影になって黒っぽく見えます。またメラニンが多く存在し、黒ずんで見えることがあります。皮脂やファンデが詰まってポツポツ目立つ場合もあります。ただし、これらの理由は若い頃のピチピチの肌でもいえること。たるみ毛穴の場合は、もう少し事情が複雑です。

若者の毛穴とたるみ毛穴の違い

たるみ毛穴の原因を考える前に、たるみ毛穴の特徴を整理しておきます。
たるみ毛穴と若い世代の毛穴の最も大きな違いは、形です。若い世代の毛穴は小さく丸いのに対して、たるみ毛穴は大きく縦長の楕円形やしずく形をしています。肌のハリが失われ肌全体が重力に引っ張られることで、毛穴が変形しているのです。

たるみ毛穴チェック

「これは、たるみ毛穴かしら?」と思ったら、次の項目にチェックをしてみてください。
□毛穴が目立つ
□毛穴の形が楕円形やしずく形をしている
□毛穴と毛穴が繋がって見える
□肌にハリがない
□肌のキメが不揃い、または大きい
□洗顔や保湿をしても改善しない
□肌を上に引っ張ると目立ちにくくなる

そもそも、たるみ毛穴はなぜできる?

真皮の衰えによるハリ不足

毛穴がたるむ最大の要因は、肌のハリが失われることです。
皮膚は表皮、真皮、皮下組織から成り立っており、真皮はいちばん外側の皮膚(表皮)を支える役割をしています。
若く健康な真皮ではコラーゲンが網目状に張り巡らされ、弾力性のあるエラスチンがそれをゴムのように支えており、隙間には水分をたっぷり含んだヒアルロン酸がありプルプルの潤いを保っています。これらの成分を作ったり、古くなった成分を処理したりするのが線維芽細胞です。
年齢を重ねた真皮では線維芽細胞の活力が弱まり、コラーゲンやエラスチンなどの生産量が減り、質が低下します。結果として、真皮が衰え、表皮をたるませてしまうのです。

エイジングによるターンオーバーの乱れ

肌はターンオーバーをくり返しながら常に新しく生まれ変わっており、古い皮膚細胞が角質として剥がれ落ち、その下から新しい角質が出てきます。
しかしながら、年齢とともにターンオーバーの周期が乱れ、20代では約30日周期で生まれ変わる細胞が、30代・40代では約40~50日となり、50代・60代では約70~100日とさらに延びてしまいます。
そのためなかなか細胞が生まれ変わらず角層が厚くなり、肌がゴワゴワしたり乾燥してシワっぽくなったり、たるんだりしてしまうのです。

紫外線などのダメージの蓄積

ターンオーバーの乱れはエイジング以外に、紫外線や摩擦、間違ったスキンケアなどでも悪化していきます。日々のダメージは少しずつでも、それが長い年月にわたって積み重なっていくと、やがては大きなダメージとして表れてきます。
昔は「小麦色の肌が健康的」といわれ紫外線に対して無防備でしたが、それが今になって肌をたるませる原因になっているケースは少なくありません。
また、紫外線はメラニン色素を生成させ、肌を黒くします。メラニンによる毛穴の黒ずみが、たるみ毛穴を余計に目立たせている場合もあります。

たるみ毛穴を改善するには

質のいい睡眠を十分にとる

皮膚細胞の修復や生成は夜間、睡眠中に最も活性化します。もちろん寝不足は大敵です。質のいい睡眠をとるには、リラックスがポイント。軽いストレッチやマッサージ、入浴などで緊張をほぐします。
特に、入浴はおすすめです。就寝の90分前に、湯船に浸かって深部体温をしっかり上げておきましょう(熱すぎるお湯は交感神経を刺激してしまうのでNG。40℃のお湯で15分が目安)。一時的に上がった体温が下がっていく時、眠気が訪れ、自然に眠りに入っていけます。湯船に浸かることが難しいときは足湯でもかまいません。

バランスの取れた食事と適度な運動

アンチエイジングの基本は、バランスのよい食事と運動の継続です。
タンパク質、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミン、食物繊維の6大栄養素を過不足なく摂ることが大事。栄養素はそれぞれが単独で働いているわけではなく、互いに協力し作用しながらトータルでカラダの各機能を支えています。どれが欠けても望ましくありません。年齢とともに食事量が減ってきて、必要な栄養素を食事だけで摂取するのが難しいという場合はサプリメントを利用するのもよいでしょう。

表情筋のトレーニング

顔の筋肉も使わないとどんどん衰えてしまいます。筋肉が痩せると、顔がたるんでシワっぽくなり、毛穴やほうれい線、二重顎の原因に。日頃から意識的に表情筋を使うようにしましょう。
大きく目を見開く、大きな口を開けて笑う、耳を引っ張っておどけた顔をする、顔を中心に向かってクシャクシャにするなど、いろいろな表情を作ってみましょう。目いっぱい大げさに、マンガみたいに極端に、表情を作るのがコツです。

紫外線対策をする

紫外線によるダメージを受け続けると、どんどん老化が進んでしまいます。今以上に肌を傷めないために紫外線対策を日課にしましょう。
外出時には日傘や帽子、長袖のカーディガンなどで直射日光を避け、顔など露出する部分には日焼け止めを塗ります。真冬でも曇りの日や雨天でも、日中は紫外線が届いています。“うっかり日焼け”をすることのないように気をつけてください。

ビタミンC誘導体配合の基礎化粧品

ビタミンCには、コラーゲンの生成を促進して肌の弾力やハリを出す効果があります。食事やサプリメントでビタミンCを摂るのも心掛けたいですが、基礎化粧品で肌に直接届けるのも即効性があって効果的です。たるみやシワ以外に、シミやくすみ、ニキビなどにも嬉しい効果が期待できます。
ターンオーバーには時間がかかります。人によっては2~3ヶ月かかることもあるので、根気強くケアを続けることが大事。正しいケアを続けていれば、結果は必ず出ます。「あ、肌が変わった!」「ハリが出てきたかも」と実感する日を楽しみに、焦らず続けてください。

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